Hシーンから戦闘シーンまで………
ちちしりおさわりクリックしまくりモード
(TOCS)

 

 このゲームでは、画面上のキャラクターの身体をクリックしてHシーンや戦闘シーンを進める『ちちしりおさわりクリックしまくりモード』(TOCS)を実装します。戦闘シーンやメインのH(メイド特訓)シーンは一定制限時間に的確なポイントを的確な条件(アイテムやクリックポイントの選択等)でクリックする事でスムーズに進められます。戦闘シーンでは、単にタイミングや場所を合わせてマウスのボタンの押すだけでなく、稀に選択可能な右クリックで、必殺技を使ったりする必要も生じます。

 また、Hシーンでは、好きなだけ画面上のキャラクターを触りまくってから、好きな時にFINISHボタンを押せば、いつでもイチローシステム51を実行するフィニッシュ画面に移行することが可能なので、今までに無い臨場感溢れるHシーンが展開される事になります。

 

自分のタイミングでジャストミートファイアー!!
〜イチローシステム51〜
 

 古典を紐解いて漢の張騫の故事を鑑みるに、大月氏に遣わされ、それまで一般に知られる事の無かったシルクロードの交易路を公にした彼ですら、匈奴への遠征時に砂漠中での本隊への合流に間に合わなかった為、左遷されたという記録があります。これもタイミングの重要さを示す例と言えましょう。
 翻って、現代のアダルトゲーム界に於いてはどうでしょうか?
 当社開発室(いちひめ/すたじお実験室)の独自調査によれば、ユーザーの中には、熱き滾りを握り締め意馬心猿と成りながらも、そのタイミングを逸して、時ならぬ暴発を招きモニターの前で真っ白に燃え尽きてしまったというような不幸な事故の犠牲者となる方が少なくないと聞き及んでおります。
 そういった不慮の事故を無くす為に考えられたのが、イチローシステム51です。
 イチローシステム51では、クライマックスシーンに近付くと、画面隅に数字(大抵は10)が表示されます。そして、マウスをクリックしてメッセージを進める度にその数字が1ずつ減算されていきます。そして数字が0になった時にそのHシーンはクライマックスを迎える事になるのです。それは大抵の場合、CGに白い差分が表示されて、ひときわ甲高い、ボイスが出力される事で表現されます。

 上記の様にイチローシステム51は、ユーザーはいとも簡単に自分とゲームの主人公のタイミングを調整させ、納得かつ満足なアダルトゲームライフを送る事を可能にする、いわば、全ユーザーイチロー化システムと言えるでしょう。

(お断り:当システムは架空の物であり、実在の人物団体地名には一切関りがございません)


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